街並みの空気中の埃が
通り雨でながされ
普段の見慣れた街並みが
澄みきって
普段とは違い映るのに
恋相手とはもう長い交際に
慣れ合ったのか
彼が好きなのに
不満が 心に沈殿してる澱は
澄みきるはないか
束の間の数分でふと思う
自分自身の濁り汚さとか
抱えてるは私だけではない
無力無垢な赤子には
戻れるはない当りまえに
雨あとの街並み景色は
好きだが
図太い私なのに
繊細に行き違う他人を
みたくなく
私自身さの汚さがやはり
心が身体が疼く
雨 もう
今日は降らないか
また雨がふれば傘で私を
隠し 街並みなか私を消して
歩けるのに
彼にも私を消したりして
繋がってる
通り雨でない 上がらない
雨が 私のなかに…
9/27/2024, 9:46:43 PM