アキノタムラソウ

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“しあわせ”という言葉を、おそらく人生で初めて、辞書で調べてみた。
広辞苑第三版 (昭和五十八年編纂 )では“しあわせ”の見出しには、“仕合”としか表記されていない。語義の説明の②として括弧書きで、“「幸」とも書く”という形で初めて出てくる。
入力時に変換候補にいつも挙がってはくるが、いまや“しあわせ”を“仕合(せ)”と表記する人は殆どいない。言葉は時代で変わっていくのだと改めて感じた。

広辞苑第三版
しあわせ[仕合]
①めぐりあわせ。機会。天運。
②(「幸」とも書く)幸福。好運。さいわい。また、運が向くこと。
ちなみに2008年編纂の第六版では、“幸せ”が“仕合せ”の次に独立して掲げられ、現状が反映されていた。

君を想いながらビスコッティを焼き
食べる音を聴いてるしあわせ

#120 幸せとは

1/5/2025, 5:23:37 AM