僕の母は病気だ。僕は晴れの日だけ会いにいく。雨の日は母の調子が良くないからだ。今まで僕を守って、支えてくれたのは母だった。本当は今僕が支えてあげないといけないはずなのに僕の心の中はまだ元気な母のまま止まっている。だから弱っている姿など見ていられるわけがないのだ。でも母の最後が近いことくらい僕にもわかる。受け入れなきゃいけないんだ。どれだけ辛くても今一緒にいないと後悔するのは僕だから。でもこう思うのも何回目だろう。結局は母の生命力を信じてしまう僕がいる。受け入れられる日は来るのだろうか。明日、もし晴れたらこの気持ちを伝えてみようか。
8/1/2023, 2:16:41 PM