調子は良くないけれど いつも通りでなくても 季節の移り変わりも又 風流の極であるのだと 鵜呑みに良かれと思い 冬と夏の間を 懸命に 反復横跳びをしていた 季節感は その一身に 何故だか思いがけない 批判を浴び続けた結果 他責と自責の念を混ぜ さめざめと泣き始めて この有り様なのである―――――――――(降り止まない雨)
5/25/2024, 7:29:50 PM