書く—書いた記録

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「ところで」
「ところで?」

「以前も羽根のお題があったけど、今回は『透明な』か」
「言われてみればあったような、ないような?いつも唐突で良く覚えてないよー」

「あるけど見えない。という。そして羽根は自由や飛び立ちの象徴。だとするといくらでも自由がある、できることがある、逃げ出せる、しかしそうれに気づかない。こんなところか」
「ひとの話聞かないし」

「悪い方に取ると小象の鎖に近いものがあるね」
「小象の鎖?」

「小さな頃から鎖に繋がれた象は大きくなって鎖を引き抜ける力があってもその経験から逃げ出さないという話だね」
「なるほどー」


お題『透明な羽根』

11/9/2025, 6:47:20 AM