「ただいま、夏」
今日のお題は2通りにとれる。
帰ってきた「ただいま、夏」と、真っ只中の「只今、夏」
日本語って、つくづく難しいよね。
同音異義語、ことわざ、慣用句、方言。
そもそも音が50音(厳密には違うけど)もあって、更にひらがな、カタカナ、漢字。
更には尊敬語、丁寧語、謙譲語。
もう母国語にしてる人間でさえ訳わかんなくなる時があるのに、母国語にしてない人で日本語を学ぼうって人から見たら、ホントに腹立つレベルだろうな、って思う。
でも、逆に。
だからこその美しい表現がある。
わび、さび、季語、色の名前、花の名前。
色んな物が細分化される分、送り手や受け手の感性も試される部分が大きくなると思う。
そうやって少しずつ磨かれた感性は、とても繊細で、日本の心の機微に触れるものだと思う。
だから、昔からの正しい日本語は大事だと思う。
でも、それとは真逆だけど。
最近では日本語の乱れや誤用も騒がれてるけど、正直半数以上が間違えてるなら、それはもう、新しい日本語でいいんじゃない?とも思う。
新しい言葉も、その時代に合っているんだから、目くじらたてる必要はないと思う。
だから私は、昔からの正しい日本語も、今時の言葉や誤用も含め、それらも全て内包した日本語の魅力を、もっともっと知りたいと思う。
8/4/2025, 12:09:31 PM