とある恋人たちの日常。

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 元旦だけれど、今日は恋人がお仕事の日。
 言っちゃうと普段通りと言えば普段通りだったりします。
 
 彼にはギリギリまで休んで欲しいから、そっとベッドから抜け出して朝ごはんの支度をする。
 
 トーストに、スクランブルエッグにベーコンかな。
 
 トーストをオーブントースターに入れて、温めているとパンが温められる香りが部屋に広がった。
 ベーコンも軽く炒めて、彩りも欲しいからサラダを用意しているとダイニングに寝ぼけ眼な彼が入ってくる。
 
「おはよぉ……」
 
 もう少し眠っても平気かなと思ったけれど、時計を見たらちょうど良い時間だったから彼の胸に飛び込んだ。
 
「おはようございます。あと、あけましておめでとうございます〜」
「あ、そうか。あけましておめでとう。あと、おはよ〜」
 
 きゅーってしてくれた後に顔を上げるとふわりと微笑んでくれた。
 髪の毛が凄い爆発しているのがまた微笑ましくて、愛しくなっちゃう。
 
「今年もよろしくね」
 
 なんとも気の抜けた声だったけれど、それが〝私たちのいつもの時間〟を感じて嬉しくなる。だから元気よく彼に応えた。
 
「はい! 今年もよろしくお願いします!」
 
 
 
おわり
 
 
 
五九五、新年

1/1/2026, 12:08:18 PM