『明日への光』昔から、私はひとりで輝けなかった。誰かのおかげでしか輝けなかった。まるで、太陽がないと光り輝けない惑星のよう。ずっと恒星になりたかった。自分の光で輝きたかった。ずっとずっと、そう思って生きてきた。明日は変われるって、自分に言い聞かせもした。変われた日は1日たりともなかった。もう無理だと悟った。今世はこれで生きていこうと思った。私にはもう、きらきらした綺麗な光なんてない。
12/15/2025, 3:47:57 PM