いおり

Open App

何年か振りに 地元の盆踊りに参加した
人口数百人の小さな田舎で
田舎なりの輝く夜を描く

久しく会う人も沢山いて
“幼馴染くん” ももちろん居た
久しく会う、見る姿は
以前よりも少し都会伸びていて
自分は田舎っ子風を作れていて安心した
彼氏できた? 出来ると思う?笑
彼女できたの? 、のいつもの流れの会話
帰ってきたのは “できたよ” の笑顔
あ、できちゃったんだ やっぱり居たのね
とは裏腹に 「え、おめでとうじゃん」
は すんなりと出できたわたし

あれ、もっとつっかえると思ったのに
あれ、そこまで抵抗心もないの
あれ、そんなに正直に想えてたんだ
あれ、なんだか浮かんだきもち
あれ、あれ、、?笑

誰かのものになって欲しくない! と思ってたいつかは
誰かのキミになったんだなー、、に変換され
おめでとうと言えない心は
おめでとうとはっきり言えた
親戚、親からの“彼氏”という言葉は
あっという間に宙に舞い散り
私の得意な妄想は 妄想のまま今回も終わり
こんなこと分かってたのに こんなん想像できたろうに
わたしの夏は 終幕に近い
やっぱり恋とか、にがてだな
愛とか全然、要らないや

大切な人、幸せに生きてね
大切な人、大事にするのよ
わたしはそっと 貴方のことを
きっとずっと 大切に想ってる。

_ ₂₂₀

8/15/2025, 5:05:46 PM