人減らしと言う言葉がまだあった時代
祖母の家は子沢山の8人兄妹だった
家の収入源は米作りしているので典型的な貧乏農家
冬場は東京に出稼ぎを強いられたり
兎に角、大変な時代。
今では考えられないが
隣の家や裕福な家に米や
味噌など借りる貰うのが当たり前で
祖母もよく貰い借りに行ってたらしい。
ある日小さい子を連れて行った日
そこの主人に言われたそうだ
「口減らしを、したら?」(子供を減らす的な)
多分、何度も家を尋ねる人達が主人は迷惑に感じ
つい口に出たのだと思う。
一緒に付いて行った小さい子供は私の叔父で
その時の事を鮮明に覚えていて
お盆に皆んなが集まった時に
何度も話していて酷い事を言う大人だと思いながら
聞いていた。
最近、叔母と
その実家の周りの話が出て来て
その裕福な家は現ロサンジェルスエンジェルスの
菊池雄星だった。
雄星のおじいちゃん宅がが近いとは聞いて居たけど
まさか笑
当時の時代背景を思うと
食べれない、稼げない、その生活から抜け出せない
貧乏だけが不幸な象徴でした。
4/9/2025, 8:56:44 AM