小さな命の小さな手に触れると、手の主はそっと握り返してきた。
自分は思わず微笑んでしまった。
自分の手を優しく包み込んでくれる小さな手。
温かくて優しいぬくもり。
今を精一杯に生きている小さな命。
その鼓動が自分の指に伝わる。
そして、その命に気づかされた。
自分も今を精一杯に生きている命だと。
その小さな命と自分の命はどちらも等しい命だと。
同じ命には変わりないのだと。
今日が夢幻ではないことを証明するために、今を精一杯に生きよう。
君を守るためにも生きよう。
そして君も今を精一杯に生きて欲しい。
君が君らしい人生を送れるように願っている。
■テーマ:小さな命
2/25/2024, 5:02:22 AM