桜川 猫未

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夜が明けた。
窓辺に腰掛けオープンが温まるのを待つ。
甘いバターが生地に馴染むまでに温まれば良い。
可愛く型どった生地を天板に並べ、
どの袋に詰めて贈ろうか、と考えながら
月が沈むのを見た。
何とも言えぬ優越感。
ずっと。
続きますように。
                       ❦❦

4/28/2025, 11:55:10 AM