テーマ 突然の君の訪問。
「お!」
玄関の方から音がなって扉を開けようとした。けれど僕はすぐに扉を閉めた。
「なんでだよ〜」
元気な声で玄関の扉を挟んで喋ってる子。
「...また」
「ん?」
「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」
「殺したのにコロしたのに、」
「?」
「イキテルノ?」
あの子は毎回うっとうしかった。
「ありがと〜!」
僕の方が手助けをしても、ちょっとしか手助けしてないあいつだけにお礼が言われている。
「ズッ友!」
そんな言葉、呪いみたい。僕も呪いにかかりたいや。けどその言葉は君にしか似合わないんだよね。
憎かった。僕は苦しかった。君だけにスポットライトが当たって、一生僕は脇役なんだって。焦ったの。ねぇ本当に。本当に。嘘じゃないんだって。こんなの嘘でしょwって笑い話にされるのも疲れてきたの。
「憎かった。焦ったの。」
だからあいつは死んだ。
僕のせいじゃ僕のせいじゃ僕のせいじゃ僕のせいじゃ僕のせいじゃ僕のせいじゃ
ない。
おわり
8/28/2024, 10:52:16 AM