一夜の夢

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あなたの無垢な瞳がわたしを見透かすとき、
わたしの愚かさがわたしを何年も老いさせるとき、
あなたの足元に膝をつき、
やさしくしないでと縋りたくなる。

ただ何億もの星を見つめて、
あなたの雌鹿のような眼差しはどこかをさまよっている。

あなたがやさしいほど、
わたしの醜さが引きずり出されているようで、
もうやめてほしいと、
わたしは罪もないあなたを突き落としたくなる。

2/4/2025, 8:32:14 AM