貴女をお守りしているのは、勿論俺だけではありません。
俺よりもずっと長い時間貴女を守っている者、俺より後に貴女を守り始めた者、どちらも大勢います。本当に大勢の者が貴女を大切に思い、守護しています。
けれど不思議と、俺たち同士の間に友情のようなものが芽生えることはありません。確かに俺たちは目的を一にしますが、それがなければ共に在る理由などないのですから、当然のことかもしれませんね。
俺たちは貴女に良縁を運び、災いを遠ざけて貴女を支えます。俺たちが存在する理由は、ただ貴女の生を幸福にするということだけです。
どうか、俺たちの愛を受け入れてください。
俺たちの努力を、想いを、受け取ってほしいのです。
7/24/2024, 1:57:39 PM