"明日に向かって歩く、でも"
生きることは素晴らしくて。
命は誰しも尊くて。
それが正しければ、良かったのにね。
物語が好きだった。
人をきちんと判別できるから。
当たり前のことを当たり前のように感じて。
当たり前のものを当たり前のように受け入れることができるから。
普通でも、異常でも、物語の中ならばその全てが正しくて。
現実とは違う世界で、常識すら異なる場所で、ここじゃないどこかで。
そこでなら、こんな僕でも
まともに生きていてもいいんじゃないかと思えたんだ。
貴女は僕にとって、物語そのものだった。
喜びも、怒りも、悲しみも、それらを表現する事も。当たり前を全部教えてくれたのは貴女だった。
明日に向かって歩く。
でも、なんのために?
きっと、貴女がいたら答えられただろうね。
1/20/2025, 2:58:01 PM