友情
放課後の公園で、毎日時間を忘れて遊んだ
あの頃の僕たちは
この日常が永遠に続くと信じて疑わなかった
知らなかったから
世の中は変わっていくもので
僕たちの日常も変わっていくものだと
いつの間にか
僕たちは公園に足を運ばなくなったし
連絡先も、わからなくなっていた
忙しかったから
他の付き合いも大事だったから
そんな言い訳をし続けているうちに
声をかけにくくなっていったんだ
こんな僕でも、友だちと思ってくれるかい?
僕は今でも、たまに思い出すんだ
ここで待っていたら、会えないだろうか
空白の時間なんてなかったかのように
他愛のない話ができるだろうか
友情は永遠だって、信じていいのだろうか
7/24/2023, 10:52:42 AM