葉音

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お題 子供の頃の夢


無邪気な笑顔で両親を見上げる。
そして言う。
わたしね、〇〇になりたい!

遥か昔の記憶のように感じたり、なぜか懐かしく感じたり。
失いたくないものでもあり、現実を突きつけられる一種の凶器でもある。

今でもかがり火は消えていない。
どんなに風が吹きつけて、大雨が降ろうとも。
擬似炎のように、ずっと燃え続けている。

日常の中にひっそりと、忍び込ませるくらいでいい。

6/23/2025, 3:43:52 PM