さぁ?
その主君の言葉に、私は頭を抱える。
いい加減にしろ!
内心、激情に駆られた。そして、声に出ていた。
眼の前に居る男こと、主君はゲラゲラ笑っていた。
あなたの、こういうところが嫌いだ!と内心、悪態をついた。
落ち着け、私。
主君は、原来こういう人間だ。
無茶振りは、今に始まったことでは無い。
この手のものは、ある種の限界突破である。
認めたくないが、この経験のおかげで、
心身ともに成長できるのも、また事実なのだ。
さぁ、頑張るか。
今日も、我が主君のために。
11/21/2023, 12:56:08 PM