蓼 つづみ

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生の受動と、死への能動

死のうとすることは、
驚くほどエネルギーを要する。

その力は行き場を失い、
静かに、死のほうへ向かってしまう。

多くの人は、
無気力のなかで立ち止まり、
死へ向かう力さえ持てない。
たいていの人間は、“生かされている”。

死へ向かおうとする そのエネルギーの正体は、
きっと――
“本当に”、生きたがっているということ。

今が許せなくて、
けれど現実は、どうにもさせてくれない。

それでも、
せめて、どうか
自分のことだけは責めないで。

――差し出がましいのは承知だが、
かつて自分が欲しかった言葉を
この河へ流せば、
誰かの沈黙を
少しだけ破るかもしれない…。

題 あなたへ届けたい

1/30/2026, 11:00:36 AM