この空の向こうに君がいる。
きっと楽しそうに笑ってる。
もうあれは七年前。
お別れの日は悲しいほどの雨だった。
傘をさして立ち尽くす君に、「もう二度と会わない」と告げた。
幸せになって欲しいなんて思わない。
地獄に堕ちろとも思わない。
ただ、今日という日のことを覚えておいて欲しい。
土砂降りの雨の中で、やっと僕を解放した日のことを。
この空の向こうに君がいる。
きっとそれは僕の知っている君じゃない。
自由奔放に生きて、誰かを傷つけて、すべてのことを過去に追いやって。
空に向かって叫ぶ。
僕は間違っていなかった、と。
僕も君もただ、幼すぎただけ。
生きる場所を失うことに、臆病になりすぎていただけ。
明日の空は、何色だろう。
君も同じ空を見るだろうか。
君も間違ってなんかいないから、君を受け入れてくれる誰かと出会えていたら…いいな。
幸せになって欲しいなんて思わない、けど。
4/2/2025, 9:54:02 PM