M.E.

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わたしは実際にコンパスを使ったことがあまりない。





わたしが幼い頃は、現在のように携帯電話が普及していない時代であった。

しかし、現在はGo○gle Maps などの地図アプリの機能も充実しており、コンパスを使う機会はほとんどないだろう。

わたしは、幼い頃にコンパスをもらった。わたしはうれしくて、せっかくだから使ってみたいと思った。

そのコンパスを持ってうきうきしながら歩いた。しかし、よく知っている場所であったため、迷子になるようなことはなかった。








幼い頃、「森で迷子になったら北極星をみつけてごらん。その星に向かって歩くと、森から抜け出せるよ」と教えてもらったことがある。

北斗七星のひしゃくの先にある二つの星の間隔を、ひしゃくの先端から五倍にのばした距離にある星が、北極星である。

夜空の星は、太陽や月のように時間とともに東から西へ動いていくが、北極星だけは時間が経ってもほとんど位置を変えることはなく、いつも真北の方角で輝いている。

雲がかかっていて、北極星をみつけることができないときには、太陽の方角を確認する。太陽は、朝に東の空からのぼり、日中南の空を通って、夜に西の空へ沈んでいく。

これらのことを知っていれば、携帯電話やコンパスなどの道具を使わなくても、自分の知識で迷子から抜け出せるのではないかと考えた。








これからは、道に迷ったときは、空をみるなどして、大自然からヒントをもらって、道をみつけていこうと思う。そして、必要に応じて、コンパスやGo○gle Maps の力を借りて、道をみつけていきたいと思う。



以上を通して、今、わたしが最も大切なのは、自分の持っている知識をフル稼働することだと思った。



今は時代が進み、どんどん便利になってきたが、便利になればなるほど今まで受け継がれてきた知識が忘れ去られてしまうのではないかと思う。



迷子の状況以外でも、いざというときに、頼れるのは自分が持っている知識だと思う。このことから、自分が持っている知識の棚を増やしたり、すでに持っている知識でも、さらに深く理解していこうと思った。



自分自身が、自分という旅の”羅針盤”となれるように。


___羅針盤_____________________________________。

1/21/2025, 2:45:35 PM