「ごめんね」って言われた、月曜の3時半。
君のことは好きだけど恋愛的な好きじゃないって。
悲しかった。
物心ついてからずっと隣に居たんだもん。
あなたのことは何でも知ってるつもりだった。
きっと将来はあなたと幸せになるって思ってた。
けどね、ちょっと嬉しくもあるんだよ。
いつも返事を濁すあなたが、
いつも笑ってごまかすあなたが、
胸を張って、私の目を見て、
「ごめんね」
って言ってくれたから。
あなたの好きな人はどんな人なんだろう。
きっとあなたの隣が似合う人で、
その人の隣はあなたが1番似合うのだろう。
もうちょっとだけ、頬の雨を汗と騙されてほしい。
今日が真夏で良かった。
大好きだったあなたへ。
ごめんなさい。
さっき言った「大丈夫」は嘘なんです。
でも、本当にあなたの幸せを願っているから。
だから、あなたとその人の結婚式には、
ちゃんとお客さんのひとりとして呼んでくださいね。
私はきっとあなたのことを忘れられない。
次の恋にはまだたどり着けそうもない。
けど、けどさ、これはきっと新しいスタートだから。
幼い私へごめんなさい。あなたの夢は叶えられない。
昨日の私へごめんなさい。手紙、渡せなかった。
明日の私へ
大丈夫、きっと上手くいくから。
この涙は恋する私への献花にしてくれ。
ばいばい、ばいばい。また明日。
5/29/2023, 10:25:56 AM