山の中で私は遭難する。天気は晴れているが、一面雪で方向感覚が分からなくなってくる、その時、大きな雪の塊にぶつかった、それには手と目がついており、オシャレなことに帽子とマフラーまで着せられている。それは、まるで雪の妖精のように思われる。仮にスノーマンと名付けてみる。ふとスノーマンの手を見ると心なしか右の方向を指差しているように見える。私は方向の当てもないので、彼の指差す方向に歩みを進める。しばらくすると、なんと人影が見えるではないか、私は何とか人のいる所に帰ってくる出来た。何となしに振り返ってみると、そこには何もないが、わたしは静かに呟く「ありがとう、スノーマン」
後に私はあの時を振り返る、彼は本当に雪の妖精だったのではないかと。
12/12/2025, 11:35:02 AM