彼氏の匂いが充満している真っ白の部屋。
彼氏はベッドで、犬のように丸くなって寝ている。
うふふ……可愛い。
「どこにも行かないでね。あなたは私だけのものだから」
彼氏の頭を撫でると、「う~ん」と唸った。
あなたがいくら私の彼氏じゃないって否定しても、認めるまでこの部屋から出してあげないからね。
彼氏の頭から首筋を指でなぞり、首に付いている首輪を撫でる。
一体、いつになったら認めてくれるのだろう?
もっと苦しめたほうがいいのかな?
でも、死んじゃったら困るから、ほどほどにしないとね。
彼氏の頬にキスし、部屋を出て鍵を閉めた。
6/22/2025, 11:18:26 PM