圧倒的にペンギン

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【終わらない物語】

今日は会社の新人とお好み屋さんに来ている。

「久しぶりに豚たまでも食べるかな」
注文してしばらくすると店員が料理を運んできた。

店員「おまたせしました。豚は─」

「私です」

バチーン。
返事した瞬間私は店員にビンタされた。

店員「豚は喋らないでもらえますか。汚らわしい」

「え?どういうことで─」

ガッシャーン。
店員は豚たまを床に叩きつけた。
当然グチャグチャである。

「お好み焼きは床に置きましたので豚さんは這いつくばってお召し上がり下さい」

何この扱い。怖い。

そういえば以前先輩がSMオプションがあるお好み焼き屋があるって言っていたような。

仕方がない。
新人には悪いが店を変えよう。

「おい。店をでよ─」

ボキャア。
私が口を開いた瞬間新人に殴られた。手にはメリケンサックが付いている。
新人「家畜風情がさえずるな」

「え?」

その後、私は店員に鞭で殴られながら床に落ちたお好み焼きを這いつくばって食べることとなった。

帰り道
新人「あの店ヤバいっすね。客に暴力を振るうなんて。僕も何度か文句を言おうとしたんですけど相手が女性なもんで言いにくくて、えへへ」

は?

1/25/2025, 11:52:33 AM