大空

Open App

ビルの隙間に
夕日が差し込み
スポットライトの様に
私と貴方を照らす


貴方は静かに
私を抱きしめて
くれる

貴方は明日
遠い町に行ってしまう

貴方の香
あなたの声
貴方の仕草

心に焼き付ける

離れるのが
名残惜しくて
離れる事が出来ない
私を離して
ゆっくりと背中を
向けた

夕日に消えてく
貴方の背中を
泣きながら
見送った

10/6/2024, 10:22:01 AM