いつの何が、「0からの」だったか、わからない。
けど、長年かかってひとつの「課題」をクリア・解放する度に、私は「0地点」に立った。これは理屈じゃなく感覚的な実感だ。太陽の光が強く輝く大きな風の中、周りの心象風景はいつも「荒野」ばかりなのだが、光の中にも風の中にも希望が浸透しているような荒野。草も生えてない。何故「荒野」なのかはわからない。必要があれば理由を理解する時があるだろう。
心象に顕れる度に荒野の何かが変わっている。最初の荒野より直近の荒野の方が「息ができる」気がする。何と言うか、風も光も生命感が増していて、「深く澄む」ような感じだ。
今日のこれを書き始めてから、直近の「0地点」に入ってみた。印象が鮮やかだから、すぐその荒野に立てる。悪くない場所だ。光をはらんだ風はよけいなものを私から洗い流してゆく。太陽の光は前方から夜明けみたいに射してきて、私に浸透する。今しばらく、ここに居てみよう…
2/21/2024, 3:08:41 PM