kageru

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失敗してはいないけれど
夕日につられて気が沈む。

地に足つけては居るけれど
何故だか不思議と流される。

上の空に星は無く
舞い散る憂いは灰として
胡乱な腹に積もりゆく。

それでも何故だか心地よく
きっとまた 流される。



-水底の歩き方-


1/21/2023, 8:55:25 AM