好きじゃないのに
高1の夏休みに、私が通っている学童でカラオケ大会が行われた。近くのカラオケにに行って点数関係なく好きな歌を歌うという活動だった。
私は歌う事自体は好きなのだけれど人前で歌う事は好きではなかった。でも先生が事前に歌う順番を決める時に、歌いたくない人は歌わずにパスすれば良いと、言ってくれたので安心した。そして先生は、一人一人に歌うかどうか確認をした。もちろん私もされた。「どうする?歌う?」と聞かれ私は「恥ずかしいので歌いません」とはっきり言った。カラオケの順番決めは、先生たちも含めて行われた。どうやら先生たちも歌うらしい。
このカラオケ大会の次の日子どもたちは、先生たちの歌声の話題で盛り上がっていた。そして先生達も「〇〇先生めちゃくちゃ歌うまいですよね~しかも若いのに選曲も渋めでしたよね!」などと盛り上がっていた。確かに20代の先生が、玉置浩二さんの「メロディー」という曲を歌っていてビックリするぐらい上手かった。するとたまたま傍で話を聞いていた私に先生が「きっと昭和歌謡が好きなあなたのためにあの曲を歌ってくれたんだよ。だってあなた歌ってなかったもんね。後でお礼言いなよ。」と言った。「えっ?私のせい?私が悪いの?だって人前で歌う事が好きじゃないんだからしょうがないじゃんっ!そもそも、歌いたくなければパスして良いって言ったの先生じゃん、何それっ」私は無性に腹がたった。言ってる事が矛盾してる。この様に先生たちの発言にイラッとすることがしばしばある。みなさんも他人の言動にイラッとすることありますか?
3/25/2024, 10:28:30 AM