入学式の朝だった。
ホームルームが始まる時刻に学校に着いた。
「 はぁ、もう最悪
初っ端から遅刻ー?なんで昨日夜更かししたんだろ 」
ため息をついて思い足取りで進むわたしに
「 ねぇ、ここの学校? 」
そんな声が聞こえ振り向いた
そこには不思議な雰囲気に包まれた彼女が立っていた
顔立ちも綺麗、スタイルもいい、髪もさらさら。
大体…身長150あるかないか
ザ、女の子って感じ。
「 (え、同い年?身長も小さいしそんな風には見えないけど)」
どこか寂しそうな雰囲気の彼女は
こちらに近付いてきた。
「 あ、ごめんね?怖がらせるつもりなんてなくって!
わたしも遅刻しちゃって笑
よければ、一緒に行かない?」
「 えっ…」
「 ね?行こっ!」
そう言われて手を引っ張られた。
握られた右手
その手は暖かった。
「 あ、そういえば頭に桜ついてるよ 」
そう言って彼女は私の頭に手を伸ばす
「 はい! 」
花びらを差し出して彼女は私に微笑んだ
その時抱いた感情を
私は気付いていたのに消したんだ。
゛同性 ゛なんて壁、高すぎて乗り越えられないと思ったから
___ねぇ、なんでわたしたち
こんな醜い世界で出会ったのかな。
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·͜· から
同性愛ってまだ世間から認められていないので
いつか認められる世界が来ますようにという思いで
書きました!
こういうの苦手で
ストーリーが分かりにくいと思うんですが
少しでも読み取って貰えたら幸いです。
4/15/2023, 10:25:30 AM