サボテンに、『すきだよ、あいしてる、かわいいね、』とか言い続けてると、トゲが無くなってツルツルにって、それは、ニンゲンを敵だと思わないから、愛情に応えた姿だから、と言っていた信仰団体のかなり立場のある人…大ッキライだった。
サボテンのトゲは、砂漠で生き抜くために、ああなったんであって、食べられたくないからとか身を守るためとかじゃない。なんでもかんでもニンゲン視点でモノを見て、ニンゲン本位の考え方に当てはめて、なんでもかんでも神様に繋げた考え方なって、自分は愛情深いニンゲンだと勘違いする。
サボテンはストレスでトゲを失ったんだ。トゲを失ったら死んじゃうのに、そんな事も気づかないで、次から次へとサボテンを買って、次々にツルツルにすることに喜びを感じるとは、おぞましい…。
サボテンはトゲがあるから可愛い。愛されたいとも思ってないし、思うはずもない。そもそも『思う事』なんて、ない。
ただそこに生きている、それだけ。
『思う』って事があるとすれば、
『トゲがあって食べづらくてごめんね』。
なんだーかんだー、ああ言われたい、こう言われたいと言葉に囚われるのは、ニンゲンだけょ……、
4/5/2025, 11:14:58 AM