文崎

Open App

声が枯れるまで、名前を呼んだ。
喉が潰れるまで、名前を叫んだ。

しかし、外から返ってくるは、
無機質な返答だけでした。
悲しくて、悲しくて、
枯れた声でしくしくと泣きました。
やっぱり誰も相手にしてくれなくて、
厚いかべに囲まれたへやに引きこもります。



10/21/2023, 1:15:56 PM