私の脳みそはもうまともに機能をはたしていないのでしょうが。
私が人間である以上他の人間とのかかわりもまた捨てきれず、
私がどんな人間とのかかわりを拒もうとしていても、
心の内では誰かの存在を求めていたり。
起きてしまった事実を改変し
今日生きながらえていても
自分の感情に後付けの理由を足し
とうとう自我の境目が曖昧なってしまってもまた
愚かな事実を繰りかえしていくのでしょうが。
窓際の花が今日枯れてしまった。
いや、実は昨日かもしれない。
しおれた花はなんだか悲しそうで、ここまで放置してしまったことに何となく申し訳なさを感じてしまった。
花の埋葬の仕方なんて知らないが、とりあえず土に埋めてみようか。
しおれた花を横目に日常は過ぎてゆく。
花はさみしく寂しく泣いている、かもしれない。
かもしれないから、その花を持ってどこか遠い所へ行ってみようか。
昼過ぎに家を出る。
人はせわしく歩いている。
せわしく歩いているように見えるだけかもしれないが、せわしく歩いている、と思う。
甲高い音でなく横断歩道を通り、
長い長い道をただひたすら歩き、
どこかにつく。
花はまだ窓際にいるようだ。
1/20/2025, 12:52:02 PM