瞳を閉じて
ふわり揺れる風 耳元を通り抜ける
君の香りがしたんだ まだここにいるみたい
手を繋いだ帰り道 笑い声が響いてた
「また明日ね」なんて言葉 当たり前に信じてた
優しさも 強がりも 全部知ってたはずなのに
君の心の奥 見逃してたのかな
瞳を閉じて 思い出の中
何度も君を探してる
好きだった笑顔も 触れた温もりも
今はもう届かない
ねぇ、君は幸せですか?
今は誰かの隣で
言えなかった「ごめんね」と「ありがとう」
風に乗せて 届けたい
君のことを誰よりも 知ってるつもりだった
だけど君の涙さえも 気づけなかったんだ
「大丈夫」その言葉に 甘えてばかりの僕は
何も返せずにいた 最低なやつだよね
瞳を閉じて 夢の中なら
もう一度君に会えるのに
手を伸ばしても すり抜けていく
儚い蜃気楼みたい
ねぇ、君の未来には僕が
もう必要ないんだよね
わかってる だけど 消せない想い
胸に秘めて 歩くよ
巡る季節の中で 何度も君を思い出す
失った時間の中に 答えを探してる
瞳を閉じて 最後の言葉
胸の中に刻み込むよ
君がくれた優しさと痛み
全部抱えて生きてく
ねぇ、いつか僕も笑えるかな?
君みたいに強くなれるかな?
後悔も涙も抱きしめながら
また明日へ歩いていく
ふわり揺れる風 君の声遠ざかってく
それでも心の中で 君を忘れないよ
1/23/2025, 10:18:45 AM