川柳えむ

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 時がサラサラと零れ落ちていく。
 もう私には止められない。

 目の前には大きな砂時計が存在している。
 どれだけ抗おうとも、何も変えられなかった。

 ただ、砂が落ちていくのを眺める。
 あとは、祈ることしかできない。
 せめてどうか、幸せでありますようにと。


『砂時計の音』

10/17/2025, 10:24:13 PM