詠み人知らず

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両親から「あなたは特別」と言われて育ってきた。それは両親から見ると特別な存在という意味で、別にこれと言ってすごい力を持っていたわけでも逆にとんでもない悪行を重ねてきたわけでもない。ただそう言ってくれる存在がそこにいることで自信をもって世の中に飛び出せたのも間違いない。
最近になって思うことは、特別じゃない存在などいないということだ。みんながみんな誰かにとっての特別で、そういう人々が世の中には集まっているから逆に言うと誰1人特別な存在などいないと思う。
そして、誰もが自分にとっての特別な誰かをもっているはずである。
集団が集まった時、この人はきっと誰かにとっての特別なのだと言うことを考えて接する事ができれば、その集団は優しさで溢れるのではないだろうか。

1/19/2025, 2:10:40 PM