Brian

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ああ、桜の時期もお仕舞いか、

もう夏が来るんだ。


そうか…貴方と出会ったのも、貴方と別れたのも

夏の日だったね。



あれから、何度も貴方のこと忘れようとしたけどさ…

結局無駄だったみたいだよ。


夏が来る度に

呼吸する度に

夢を見る度に

何をしてても、貴方が焼き付いて離れない。


正直、何も手に付かないんだ

思いつく限り楽しいことしてても、

ああ、ここに貴方が居てくれれば、って

そんなことばっか考えて…………




でも、もう大丈夫!

何でかって、

だって夏が来るから。

夏の匂いは、貴方の匂い。

夏の暑さは、貴方の体温。







ぜんぶ、

貴方の全てを抱き締めながら、


(天国の貴方に『ただいま』を言いたいんだ)

4/17/2022, 10:27:47 AM