特別な存在
ひとつの声が
遠くで揺れた風を連れてくる
名を呼ばれたわけでもないのに
胸の奥がそっと、あたたかくなる
世界のざわめきに紛れても
あなたの気配だけは
不思議と見失わない
まるで夜空が
たった一つの星を示すように
特別とは
飾られた言葉ではなく
静かに寄り添う影のようなもの
触れなくても
確かにそこにあるとわかる光
今日もまた
その存在に救われて
私は少しだけ
優しい方へ歩き出す
眞白あげは
3/24/2026, 8:17:09 AM