未来への鍵影のように生きる可哀想なお兄様、ねぇお兄様は鍵だよ。僕にとっての欠かせない未来への鍵なんだ、だからいなくならないでね。お兄様にとっての僕も未来の鍵でいられるようずっとずっと守ってあげるからね。なんて思っていたのは僕だけだったみたい。震える手でお兄様が僕の体を鋭い刃で貫く瞬間、僕は自分の自惚れさ、いや傲慢さに思わず自嘲の笑みが浮かんだ。僕たちの未来はもうここでおしまいだ
1/10/2025, 3:41:55 PM