明太子

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布団の温もりを惜しんで朝を迎えると
窓の外に小鳥がとまっていた
サンドウィッチをトーストして
コロンビア豆のコーヒーを淹れて
少しの時間眺めていたら
余裕という名の贅沢など跡形もなく消えてしまった。
何時に起きても
支度をすれば同じ時刻
無情にも進む時計の針を尊敬するよ。
コーヒーは後味にとっておくべきだったと
少し悔やみながら日付に印を入れる
静謐で優雅な朝を夢見る日々は
いつも少しだけ忙しない


コーヒーが冷めないうちに

9/26/2025, 1:48:10 PM