しぎい

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ふとした瞬間、死にたくなる。

それは朝も昼も関係なく襲い来る。何をしていても、どこにいても。
死にたくなる頻度があまりにも多いものだから、今では「はいはい」と受け流せる程度にはもう慣れている。

でもふとした瞬間、死にたくないとも思う。

それはごくまれに訪れる感傷で、そういうときはだいたい一人で泣いている。
自分でも気がつかないうちに涙を流しているから、対策を立てようにも対処できない。

そんなだから、死にたいと生きたいの板挟みというのが、実は一番たちが悪い。

4/28/2025, 3:00:04 AM