みゆき

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初夏の訪れを窓越しに感じる。
聡明なアジサイも今ではただの汚れもの。

どんよりと思い空気を晴らす夏はあと少しで
やってくる。終春はやっとのこと背を向け始め
新たな世界に春を灯す。

驟雨も霧雨も見飽きた今は、
退屈を物言う同じ口でそっと歌う。

初夏を彩る天ノ川
織姫の心 彦星の思い 今宵の初夏には
伝わるだろうか。

霧雨がそれを邪魔し
驟雨が二人の思いを現すような
そんな未来が見えてくる。

夏の訪れ
梅雨の終わり
新しい景色が移される

6/28/2024, 10:14:12 AM