夏子

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「また明日ね〜!」
元気な声が飛び交う…
しばらくすると、ランドセルやカバンを
持ったエネルギーの塊みたいな子供が
私の方へ一足一足と近づいて来る。
「おかえり〜!」
別に我が子ではないが地域の子供は
みんなの子みたいな感覚で当たり前に声掛けをする…
「さようなら」ちょっと恥ずかしそうに
頭を下げながら通り過ぎて行く…
平和な日常の繰り返し…「また明日」の
風景なのだ……しかしこれは過去。
今は、少子高齢化…子供なんているのか?
学童保育のありがたいシステムで
歩いて帰る子もほとんどいなくなった…
朝は親が出勤のついでに、学校近くまで
車に乗せて行く…我が家も例外ではない。
歩かないから足腰が弱り、外遊びもせず
ゲームにスマホで体力もない…
ほとんどを室内で過ごし冒険もしない…
確かに安全ではあろうが、構い過ぎて
「超過保護」に育っていく子供たち…
「日本弱体化」そんな言葉も耳にする
世の中はこのまま進み続けて、どんな未来が待っているのか、何が正解なのか?
今の私にはまだわからない…


5/22/2024, 10:06:34 PM