にわかに信じがたいけれど。今、私の手には10年後の私から届いた手紙が、ある。見覚えのある筆跡で「10年前の私へ」と書かれた自分好みのシンプルな封筒。開けてみたい、という気持ちが無いわけではない。けれど、開けてしまうのもなんだか怖い。悩みに悩んだ末にお気に入りの缶に未開封の封筒をそっと入れ、棚に仕舞い込んだ。あれは、お守り。10年後の私から今の私へのエールなのだと。そう、思うことにして。10年後の私から届いた手紙
2/16/2023, 5:23:57 AM