翡翠。

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眠れないから、夜中の道を歩いた。
行く宛てもないから、いつもの丘に登った。
胸が痛いから、寝転んで星を眺めた。
そうして、目に映る全てのものを星空にした。
それから、目を閉じて星空のずっと向こうを想った。

風が、凪いでいた。


-小さな命

2/24/2024, 4:53:26 PM