セミの鳴き声がいくらか落ち着いてきた頃
ボンヤリと照らされた赤い夕焼け色の提灯
ドンドコ、ピーヒュルなる独特の音楽
ほんのり漂う香ばしいソースや甘い甘味の香り
色々な柄、色の組み合わせをした浴衣を着て
カラコロカラコロ下駄をならして
小ぶりの巾着に頑張って貯めたお小遣いをいれて
少し暗くなってきたかなぁって時間に家を出て
会場についたら先ずは綿あめ
次は焼きそばにたこ焼きにかき氷に
スーパーボウル救いをして
下手っぴな金魚すくいをして
おじちゃんに『おしぃー。頑張ったね』ってオマケしてもらうの
今度はあんず飴にいちご飴食べて
少し疲れてお腹も満たされたら
真ん中の一番キラキラ輝く場所で
見知らぬ人たちと笑顔で盆踊り
終わったら今度は射的をしたり
大好きな食べ物を2週目して
じっとりと湿り気を帯びた暑さになった頃
やっと夜の蚊帳がおりたくらいに
空に咲く大きくてキッラキラの大輪花火
それを首が痛くなるくらい上を向いて
目に焼き付けて最後は花火師さんに拍手をしたら帰りの時間
髪の毛や浴衣に少しだけソースの匂いをつけて
カラコロ下駄を鳴らしながら両手にはいっぱいのお土産達
足が痛いけどじっとりと暑かったけど楽しい思い出
7/28/2024, 1:59:16 PM