まにこ

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何だかアルコールを浴びるほど飲みたい。
そう思っていたのに気付けば床に散りばめられた色とりどりの宝石たち。
大理石の床には私が描いた模様が広がる。
そこに眠る私はさしずめお姫様といったところかしら。
姫はやたらと煌びやかな服を着ている。
どこにも売っていない私が作った私だけのドレス。
宝石を一つ飲み込んでみる。
世界が一気に輝いて、灰色からショッキングカラーに彩られてゆく。
まだまだ私は世界を堪能する。
嗚呼今夜もまた眠れない。

12/5/2024, 11:25:47 PM