お付き合いしてそれなりに経ちました。
お互いに寄り添いあって過ごしていたから、割とあっという間だったな。
私は隣にいる彼に視線を向けると、それに気がついた彼が私を見つめてくれた。この優しい瞳が大好き。
「どうしたの?」
「んーん、好きって思って」
彼は一瞬驚くけれど、すぐに満面の笑顔になり抱きしめてくれた。
「俺も大好きだよ」
彼の温もりが愛おしくて迷わずに抱きしめ返す。
ああ、本当に幸せだな。
まだまだ私たちの物語は終わりそうにない。
おわり
三七九、まだ続く物語
5/30/2025, 12:32:04 PM