あの日 二人交わした約束
いつまでも友達でいよう
泥だらけの小指と小指を絡めて
茜色の世界で 指切りげんまん
いつまでも友達でいよう
春夏秋冬 自分の外で通り過ぎ
降り積もる数字の影に あの日の茜空
君と交わした二人の約束
突然鳴り響くベルの音
白い部屋 横たわる君
穏やかな寝顔にあの日の面影を残し
君は今 一人遠い旅を行く
手向けの花を持ち佇む僕に
君の声はなく
君は今 一人遠い旅を行く
花を手向けよう
君の旅路が穏やかになるように
花を手向ける僕の中で響くキミの声
いつまでも友達でいよう
巡る季節幾星霜
降り積もる数字の影に あの日の茜空
変わらぬキミの手に いつかの花の影
小さな指と節くれた指を絡め
指切りげんまん
いつまでも友達でいよう
君と僕はずっと友達
2/26/2024, 1:42:05 PM